以前の記事で信頼区間(エラーバー)を付ける方法を勉強しました 今回は、前回の続きとして、x軸方向への不確かさの付け方、少し変わったバー種(矢印)でインデントを付ける方法を勉強します。

plt.plotではなくplt.errorbarを使い、y軸はyerr、x軸はxerrでエラーバーを付ける。

それでは早速ソースコードです。1行1行解説を加えています。説明を省けば、10行以内に収まるくらい簡単ですよ:)
import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt """ 値の定義 """ x = np.arange(10) / 10 #0.1〜1の値が入った配列(10を10で割って1に規格化してます) y = (x + 0.1)**3 #3次関数(+0.1しているのは縦軸の上限が1.0と綺麗に表示させるためだけ) """ 以下からプロットの記述 """ plt.plot(x,y) #普通の線プロット(一番左の線) plt.errorbar(x+0.5,y, xerr=0.1, capsize=4) #キャップ付きノーマルエラーバー(3番目の線) plt.errorbar(x+1.0, y, xerr=0.1, xlolims=True) #プラス側に矢印(左から2番目の線) plt.errorbar(x+1.5, y, xerr=0.1, xuplims=True) #マイナス側に矢印(左から3番目の線) #一番右の線 lowerlimits = [False, True] * 5 #プラス側は矢印を"出さなかった"り"出したり" upperlimits = [True, False] * 5 #マイナス側は矢印を"出した"り"出さなかったり" #[A,B]*5は、A,B,A,B...と計10個の変数をlowerlimits配列に格納したことになります plt.errorbar(x+2.0, y, xerr=0.1, xlolims=lowerlimits, xuplims=upperlimits) plt.savefig("logo18.png") plt.show()
これを出力すると、以下の図になります。
logo18
綺麗な図が描けました:D

 前回と今回の記事で、エラーバーは完璧。x軸y軸の使い分け、キャップの追加、バーの種類変更、これでバッチリ

前回は、y軸方向へのエラーバーの追加方法を勉強しました。今回はx軸方向へのエラーバーを追加しました。これで好きなように不確かさを表現できますね。もちろん、x軸y軸両方に不確かさを表現する事もできますよ。

知っていれば、簡単ですね。覚えておくと、何かと便利かもしれません◎


綺麗にできたので、この図もInstagramに投稿しようと思います:)