以前の記事で関数と関数に挟まれた領域に色をつける方法を勉強しました 今回は、グラフにエラーバー(信頼区間)を付け加える方法を勉強します。

plt.plotではなくplt.errorbarを使うとエラーバーが足せる。

それでは早速ソースコードです。1行1行解説を加えています。説明を省けば、10行以内に収まるくらい簡単ですよ:)
import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt """ 値の定義 """ x = np.arange(10) #1〜10の値が入った配列 y = 2.5 * np.sin(x / 20 * np.pi) #正弦波 yerror = np.linspace(0.1, 0.3, 10) #Y値エラーの大きさ。0.1〜0.3の値が入った配列 """ 以下からプロットの記述 """ plt.plot(x,y+4) #普通の線プロット(一番上の線) #エラーバーを持つプロットは、plt.errobarを使い、y値へのエラーは"yerr="を使用。 plt.errorbar(x,y+3, yerr=yerror) #エラーバー付きプロット(2番目の線) #capsizeを使えば、まともなエラーバー(キャップ付き)になります。 plt.errorbar(x,y+2, yerr=yerror, capsize=4) #キャップ付きプロット(3番目の線) #エラーバーのキャップを矢印にする事もできる。 plt.errorbar(x,y+1, yerr=yerror,uplims=True,lolims=True)#矢印エラーバー(4番目の線) plt.savefig("logo17.png") plt.show()
これを出力すると、以下の図になります。
logo17
綺麗な図が描けました:D

 注意点は、capsize。これを定義すれば、まともなエラーバーになる

一般的なエラーバーの描写にするには、capsize=4程度を定義して、「キャップ」をつける必要がある点は注意が必要です。
また、使う事は無いと思いますが、キャップの種類が変えられるようです。「矢印」に変えてみましたが、使う事はまず無いですね。もし、興味がある人は各々調べてみてください。

知っていれば、簡単ですね。覚えておくと、何かと便利かもしれません◎


綺麗にできたので、この図もInstagramに投稿しようと思います:)